優れたエキシマレーザーとは?

フラップ作成後の角膜を削り、目の屈折異常を矯正するレーザーがエキシマレーザーです。目に直接レーザーを照射して角膜を削るので、このレーザーの性能によっては、うまく角膜が削れなかったり、過矯正などのトラブルが発生する可能性があります。優れたエキシマレーザーのポイントは以下の3点です。

 

照射スピードが速い

麻酔をしていても眼球は動いてしまいます。レーザーを照射している間も動いてしまいます。レーザーの照射スピードが早ければ、眼球が動いてしまったとしても、大きなずれにはなりません。スピードが遅いと狙いを外してしまい必要のない照射を行ってしまう可能性が出てきてしまいます。

目の動きを追うことができる

エキシマレーザー自体が目の動きを追うことができれば、眼球が動いてしまっても、その動きに合わせてレーザー照射の位置を修正していくことが可能です。目の上下左右の動きに加えて、瞳孔の回転なども把握できるレーザーであれば、正確に照射が可能になります。

広い範囲にも照射可能

乱視の場合など、目の広い範囲にレーザーを照射する必要があります。照射の範囲を広げても正確にレーザーを照射できなければ対応できないことがあります。

 

エキシマレーザーは高性能なものほど高価になります。しかし、クリニックによっては経費を削減するために安いエキシマレーザーを導入していたり、メーカーと組んで独占的に使用することにより、レーシックの価格を維持するなどの方法を取っているところもあります。どのエキシマレーザーがいいのか客観的な判断をしてくことが重要になります。

どのクリニックのエキシマレーザーが優れているの?

札幌の人気クリニックである、錦糸眼科、神戸神奈川アイクリニック、品川近視クリニックで比較すると、どのクリニックのエキシマレーザーが優れているのでしょうか?各クリニックがメインで使用しているエキシマレーザーは以下の通りです。

錦糸眼科 テクノラス217P
神戸神奈川アイクリニック ビジックススターI4SR
品川近視クリニック アマリス

まず照射の面積ですが、錦糸眼科のテクノラス217Pを100とすると、神戸神奈川アイクリニックのビジックススターI4SRは32、品川近視クリニックのアマリスは52しかありません。照射範囲が狭く、夜間視力の低下の可能性があります。

次に目の動きを追跡するトラッキング機能ですが、テクノラス217Pとアマリスにはトラッキング機能があるのに対して、ビジックススターI4SRはトラッキング機能がなく、目の動きにレーザーがついていけません。眼球が動いてしまった際のレーザー照射に不安が残ります。トラッキング機能のあるテクノラス217Pとアマリスで目の動きに対するレーザーの補正の回数を比較すると、テクノラス217Pは1度のレーザー照射に2.4回補正するのに対して、アマリスは0.64回となっています。

当サイトでは、上記のような客観的な数値から錦糸眼科で使用しているテクノラス217Pを優れたレーザーとしてみております。レーシックを受けるクリニックも錦糸眼科をすすめます。